ネット上では、有志が Proxomitron 用のフィルタを公開していることがあります。フィルタは、一般に右図のような形式で公開されていることが多いと思います。
今回は、この "New Filter" という名前のフィルタをマージ(追加)してみましょう。
ここに複数のフィルタが書かれている場合でも、一度にマージすることができます。
このテキストを全部選択して、クリップボードにコピーします(右図)。
それから、インポートしたいフィルタがウェブページフィルタの場合は、ウェブページフィルタダイアログ、ヘッダフィルタの場合には HTTP ヘッダフィルタダイアログ を開きます。マージしたいフィルタを見て、一番上に書かれているセクション名が [Patterns] になっている場合はウェブページフィルタ、[HTTP headers] になっている場合は HTTP ヘッダフィルタです。
今回はウェブページフィルタなので、ウェブページフィルタダイアログを開きます(下図)。
フィルタを挿入したい場所をクリックして選択し、そこでさらに右クリックします。
するとインポートかエクスポートを選べるメニューが表示されます。今回はクリップボードからインポートするので、インポートの方を選びます。
すると……ほら、ちゃんとマージされましたね。赤で表示されているのが、新しくマージされたフィルタです。
左側のチェックボックスが灰色になっているのは、このフィルタがまだ有効になっていないということです。OK を押せば有効になります。
OK を押して、メインウィンドウに戻りましょう。Cancel を押してしまうと、マージされたのが無効になってしまいます。
メインウィンドウに戻ったら、忘れないうちにセーブしておきましょう。
2つ並んだフロッピーディスクのようなアイコンのうち、左側にある緑のアイコンがセーブです。これをクリックすればセーブ完了です。
なお、ウェブページフィルタと HTTP ヘッダフィルタなど、追加するフィルタが複数のセクションにわたっている場合には、この方法では一度に追加することができません。
この場合は、まず追加するフィルタ全文をクリップボードにコピーした後、メインウィンドウの「File」メニューから「Merge config filters」を開きます(右図)。
そのダイアログで「Merge data from Clipboard」のチェックボックスをクリックすれば、一度にマージすることができます(下図)。
チェックボックスの形をしていますが、クリックした瞬間にマージされますのでご注意ください。